梅雨のたのしみ
雨が降ると、髪はまとまらず。
汗ばんだシャツも じっとりしたまま 気分も湿る。
そんな嫌われがちな梅雨ですが、
私は 雨が嫌いではありません。
しっとりした空気に包まれていると、
「乗り遅れてなるものか」と殺伐とした雰囲気の満員電車も、普段はキリリとしている社内も、普段より少し。優しげに思えるからです。
レインブーツに新しい傘で、雨のお散歩をしていると 鮮やかなアジサイが街を彩ります。
さて、アジサイには「移り気」いわゆる「浮気」という意味合いの花言葉が付いているのは 有名な話ですね。
辞書で「七変化」とひくと「アジサイの異名」と記述があるものもあるようです。
アジサイは、鮮やかな花色から 時間をかけて緑や赤へ色が変化します。
そのカメレオンのような性質から「節操がない」というレッテルを貼られたそうです。
花言葉は不名誉で気の毒なアジサイだけれど、
バラや芍薬のような 弾けるような美しさとは違う「しとやかさ」に、底知れぬ色気を感じます。
皆さんも、雨の日の愉しみを探してみられてはいかがでしょうか?^ ^
イズミ
2019年6月10日 テーマ:
千毬里スタッフの日常